ここでは薄毛でM型のカットについて説明します。

 

 

M型のカットのポイント(前髪)

前髪部分の説明をします。

オレンジ色の枠を拡大します。

 前髪の設定位置を線Xとして、A付近に比べB付近は薄く上がっているので、A付近よりも長く残してカットする事で前髪が設定線Xの位置で水平になります。


 何も考えずに同じ長さに切ってしまうと、生え際の型のまま、前髪はV字型になってしまいます。

A付近は濃く、B付近は薄くなっていますから、A付近は多く梳きB付近はあまり梳かないように毛量調整をして、前髪が自然に見えるように薄毛補正をします。


横からの図。

B付近に干渉しないようにA付近をトップ位置までオン・ザ・ベース(頭皮に対して垂直に切る)カットをし、B付近は前髪の長さを決めたら、直接トップまで引き出してカットする事により、薄く見えにくい自然な仕上がりになります。

前髪からトップまでカット後、上図のように前髪の中央部が濃い状態になっていますので、両端はあまり梳かず、中央部を主に毛量調整をします。

均一なりました。


※あくまでもM型の前髪の一例です。生え際の形や毛量は人それぞれですので、その人に最適なカットをさせていただいております。

全体のバランス

続いて全体のバランスを説明します。

薄毛を気にして髪の毛を切らずに長く伸ばすと、髪型のボリュームゾーンが下がり薄い前髪やトップがより強調されてしまいます。

上図のように長く髪の毛を伸ばすとボリュームゾーンが黄色枠Dの辺りになります。

そうすると必然的に上の辺りがボリュームダウンした形に見えてしまいます。

サイドとバックを短く刈り込みトップを立つか浮くぐらいの長さに設定し、前髪を上記の方法でカットする事により、M字型の生え際は、より目立ちにくく自然に仕上がります。

黄色枠のボリュームゾーンDはトップの辺りになりました。